ここは神楽坂。神楽坂は和可菜です。神楽坂を語るときなくてはならない神楽坂の歴史とともにある本書き旅館です。ここでお待ち合わせです。

ここの女将です。昭和の名女優、小暮実千代さんの妹さんです。『男はつらいよ』から『武士の一分』まで映画・テレビのあの名作は、ここで生まれた。・・・つまり、本書きとは、映画やドラマの脚本を業界ではホンと言うが、それを生業としている人たちがここに籠り名作を生み出したというわけです。山田洋次、深作欣二、早坂暁、市川森一、など「和可菜」にて一流の映画人がここで作品を書きあげた。大河ドラマもしかり。温かく見守り続けた名おかみ・和田敏子さん。今日も某有名監督・脚本家が籠られていました。内緒。私も次の本はここでこもろうかしらん。歴代の御霊がよい作品に導いてくださりそうね。

そう、今日は懐かしく深い御縁で繋がっている4人の久々の会食です。

前列手前は江戸時代からの木版画刷り師6代目の高橋さん、明治大学教授で作家の黒川あつのぶ先生、後列はカリグラフィー作家の堀井さん。(KAORUKOサロンの玄関にある大きな作品は堀井さんのもの、そしてKAORUKOスクールの修了証書は彼女が一枚一枚カリグラフィーで書いてくださっている。)

会食をしたお店のお部屋はこんな風にとても素敵で落ち着きます。
奥様が活けたというお花もとても素敵でなごませてくれました。とてもおいしいし隠れ家にしようかと密かに気に入ったわと思っていたら、実はKAORUKOだとわかっていたと最後に、「うれしいですぅ〜。KAORUKOさんのお花大好きなんです〜習いに行こうかと思っているくらいです〜」とオーナーご夫妻に声をかけられ
「やばっ」と苦笑の私を察して黒川教授が「KAORUKOさんが3ばい飯おかわりしたこと内緒にしてあげてね^^」と。そう、あまりのおいしさに土鍋で炊いたアナゴ飯を3ばいおかわりをした私。そして裸足が好きな私はテーブルの下でサンダルもぬぎすて裸足でいたのです。それも内緒よ〜と思わず・・・(汗)。面が割れていたとは!
でも素敵でおいしくて、心がこもっているこのお店を内緒にするのはやめてお知らせします。行ってみてね。
葉歩花庭(はぶかてい)03−5848ー3911

楽しい楽しい一夜でした。高橋さんも黒川教授も私が無名の駆け出しのころから私を応援してくださっています。
黒川教授は第51回日本エッセイスト賞を受賞された作家でもあり、著書『神楽坂本書き旅館』は日本の映画史を支えた上記の裏話を実の叔母さまに当たる女将と小暮実千代さんの生涯を含めながら書かれています。
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私の処女作(一冊目の本)を2000年に出したときのもの。
「君は本を出すべきだ」と力になってくださったのは黒川教授と高橋さんでした。駆け出しでほんの少しマスコミに出だしたときなのに自費出版ではない本を出していただくというのは本来は皆無です。しかもこのようなハードカバーの素敵な本です。
おかげで花の世界の私がこれまでに自費出版は一度もなくここまで出版社の企画で8冊の本を出せているのもこのときの一歩のおかげです。出版とはそれが呼び水となって次のお話が別の出版社からいただく・・という流れなのです。ありがたい出会いです。
その時のうら若き私の表紙と黒川教授の推薦文です。

昨日のブログを読むはずもない教授が「私は手帳を持たない主義なんだよね〜。もう何年も持っていない。全部予定は暗記している。第何週の何曜日という形で予定を暗記する。万が一忘れるような約束はたいしたことない約束だからいいんだよ^^はははは」と。実にシンプル。昨日書いたよく見かける【忙しい私】をPRしたい大きな手帳を持って肩で風を切って歩く人が青いとしたら円熟した干柿のようだわ。いらない約束は忘れてもいいから手帳は必要ないとは!

「先生私昨日のブログにこれこれしかじか・・・・・と書いたんです。手帳の変遷の話。その話面白いから今日のブログでこの展開の続きを書くわ^^」といったら「イヤ、その話面白いね。僕がいただき・・次の本の題材にもらっとくよ^^」ですって。
それにしても先生は同時進行で数冊の本をお書きになり、もうさらに来年再来年に書くほんの題材構想も決めているそう。さらにその先のネタにこれをもらうとは!あっぱれ!