「お前辞めたいのか」
「辞めたくない」
「なら怒られてもがんばれよ」
「ふてくされたら辞めるしかないんだよ」
「辞めたら明日から来れないんだよ」


忍耐、我慢でしかない


と言っていた。

やはり皆どこも同じ。下積み、修行の身は、それしかない、先輩たちに怒鳴られ怒られる、そこでふてくされたらその先は無い。

ふてくされて辞める、もう二度と来れない、お客さんとしても、ファンとしても敷居をまたぐことはないだろう。

どこも同じ。

ふてくされないで滅私、無我、無心になり、ひたすら目の前のことをコツコツ積み重ねられるか?ということに尽きる。その先の扉はそれでしか開かない。

同じ道を通ってきたからその下積みの人の気持ちも実は痛いほどわかる。
デモだからこそそこを通らないと先へはいけないことも知っている。

たまたまつけた「ソロモン流」で3代めたいめんけんのシェフ、色の黒いチョイワル風の彼が出ていた。イケメン風ともいえる。^^

伝統を守り、3代目でつぶさないように革新的に攻めの経営方針でいろいろ挑戦していることもわかった。

そんな中この伝統的な洋食の味を自分のものにしようとやってくるいわば弟子たちのシーンがジーンとした。

先輩に厳しく叱られふてくされて反抗してしまった若い子が地下室でぼろぼろ泣いていた。それを聞きつけて3代目が地下室へ走った。

「自分なんていつも失敗ばかりで怒られて自分はいないほうがいいんではないかと思って」と言って泣いていた。

「お前辞めたいのか」

と冒頭のシーンに続いた。
「辞めたくねーなら怒られてもがんばれよ」
・・・・

どんな世界でも一緒。

ついていくほうと同じくらい導くほうの心痛も大きいのだ。