安藤美姫が優勝した。
トリノでは散々な結果だった安藤美姫。今回の彼女は生まれ変わったと評論されるように、確かにすごかった。
まず顔付き、眼光が全く違った。すべる前から、これは勝つとわかった。やはり結果は、そのとうりだった。そのあと、テレビでみた、彼女の発言集がすべてをものがたる。
トリノまでは、練習も疲れるとやめてしまっていた。差し入れのケーキも食べた。オリンピックに出るという夢が叶ったから、それだけでうれしくて、トリノが終わったら、滑るのをやめて、結婚して、子供生んで・・というようなことも語っていた。惨敗の直後のインタビュウーでも、自分としてがんばったからいいんだ。後悔はないみたいな事を言っていた。でも、その直後に観客席に座って荒川静香の演技を見ているときの彼女の表情をカメラは捉えていた。
荒川静香の挑戦する姿。荒川静香の完璧な滑りと表現が観客を魅了し、人をこんなにまで感動させることができている。そして金メダル。その一部始終に安藤美姫は、心打たれ次のオリンピックを目指そうと思ったという。それはともに挑戦し続けてきた荒川選手が「他人の評価ではなく自分としてどうなのか?自分の滑りだけを見つめることができた」
というあの凛とした彼女に生まれ変わっていた姿を目の当たりにしたからだろう。それは、誰のためでもない自分と対話し、自分を慰めたり自分に言い訳することをしないで逃げずに自分への挑戦をし続けたもののみにかもし出される、毅然とした圧倒的な存在感なのだった。周りが氣にならなくなるという境地に至るまでの自分への挑戦。どん底を見、辛酸を味わったものの言葉だ。あの時彼女は勝ちに行ったのだトリノへ。勝負師の顔になっていた。
その荒川もまた初参加のオリンピック長野では惨敗したのだった。
トリノからのこの半年、安藤美姫は極限までの練習を積み重ねたという。そして、この優勝。
ミキティースマイルとは全く違った一本筋の通った強く美しい光を放っていた。

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こんなことを私は感じながら涙が自然にあふれました。野球を知らない私が新庄のときも涙があふれたように。
こうして自分と向き合って挑戦し続けたものがその瞬間、無になるとき、天使が舞い降りてきて奇跡というごほうびをくださり、観衆の心をもうつのだと思います。

こうして、人をとおして、自らの挑戦や生き方は毎日のニュースからも学ぶことができます。それは、表現の手段が人それぞれであっても、その本質は変わらないからです。
スポーツも仕事も勉強もすべては同じだからです。自分の人生を嘆く前に、また、うまくいかない原因を外に探すのでなく、そんな気持ちになったときこそ、成功したといわれている人や、ニュースで輝いている人などから学びましょう。
.。本日の光なり。